アムリタ

アーユルヴェーダの神様、ダヌワンタリ。手には円盤、貝、薬草、中央には不老不死の霊薬が入った壺を持っています
アーユルヴェーダの神様、ダヌワンタリ。手には円盤、貝、薬草、中央には不老不死の霊薬が入った壺を持っています
ここ数日 とても良い出会いに恵まれています
 
新しい方との出会いはもちろん、
以前からお付き合いくださっている方との交流も
新しい形ではじまったり
 
お話の中にこの先につながるヒントや
この道を歩く勇気をくださったりで、ありがたいなぁと思います
 
 
 
先日 いただいたお話を通して、アーユルヴェーダの
根本的な部分を知りたいなと思う機会がありました
 
どうしてアーユルヴェーダがあるのか
何を目指しているのか
 
溢れるほどにある情報の中から、必要なものを選んでいくために
 
自分なりの物差しを持っておかなければ
迷ってしまうだろうなぁと
 
 
 
で、
 
 
 
そんなくだりで知ったお話が「乳海撹拌(にゅうかい かくはん)」
アーユルヴェーダにまつわる、ちょっと面白い神話です
 
 
 
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ある日に起こったインドのお話
神々と悪魔は不老不死の薬を作ることになりました
 
 
 
大海の中へマンダラ山という大きな山を放り投げ、
亀を土台に大蛇で縛って巨大な泡立て器を作成
 
神々と悪魔が両端から大蛇を引っ張り
ぐるぐる回していくうちに、
 
海の中の生物や、マンダラ山の生き物や草木などが
混ざって砕かれ、海は乳白色になったとのこと
 
それでも更にぐるぐる回すと
やがて海の中から次々に、太陽や月、牛や宝石、女神といった
素晴らしいものが生み出されたそうです
 
 
 
そうして最後に出てきたのが「ダヌワンタリ」
 
ダヌワンタリとはアーユルヴェーダの神様で、手にした壺には
「アムリタ」という不老不死の霊薬が入っていたそうです
 
 
 
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アーユルヴェーダを勉強していると
「兎にも角にも消化が大事!」という言葉によく出会います
 
 
 
この乳海撹拌の神話は、食べ物を消化する流れそのもので
 
身体の中で起こる段階的な消化がきちんと行われることで
海の中から出てきた素晴らしいもののように、
身体では血や骨や肉などが作られていき
 
最後の消化が行われた結果、アムリタのような
生きるために不可欠なエネルギーが精製されるとのこと
 
 
 
このエネルギーはオージャスと呼ばれ、
充実感、幸福感を感じるために必要なもの
 
免疫力の源でもあるのですが、さらに大事なことは
このオージャスを失くすと人は死んでしまうという、
生きるために必要不可欠なエネルギーだそうです
 
だから、太陽や月のように素晴しい身体の組織が生みだされるよう
食べたものはきちんと消化されることが大事
 
何を食べるかも大事
消化されやすいように食べることも大事
 
 
 
そこで改めて「じゃあどうすれば良いのかしら?」と
具体的な部分を学びたい、と思いました :)
 
容量の少ない私のアタマは、具体的な部分、細かな知識を
一生懸命に覚えようとして、いささか飽和状態だったのですが(笑)
    
「消化すること」の着地点が見えて、なんだかとてもスッキリしました
(しかもこんなユニークな神話を通して)
 
 
 
 
ちなみにこの乳海撹拌、
ギーが作られる工程にも例えられるそうです
 
ギーはオージャスになる食べものとされていますが
ナルホドそういう理由だったのね(・ω・)!
 
と、目からウロコの神話でした